フリーターの年収はいくらくらい?

フリーターの年収はいくらくらい?

「フリーター」とは、「フリーランス・アルバイター」の略で、正規雇用以外の雇用形態(アルバイト、派遣社員、パートタイマーなど)で生計を立てている人をさす言葉です。

「生計を立てている」ことがポイントなので、大学生、専門学校生などはこれに含まれないことに注意しましょう。

正規雇用ではないので、会社によっては、ボーナスの支払いがないところも多いです。そのため、フリーターの年収は、純粋に、時給×就業時間でだいたい計算することができます。

例えば、東京の最低賃金(平成26年10月1日〜)は888円、大阪府は838円ですので、週間の平均就業時間を30時間とすると、フリーターの年収は、以下のような計算になります。

  • 東京都の場合……888円×30時間×48週=127万9千円前後
  • 大阪府の場合……838×30時間×48週=120万円前後

ただしこれは、最低賃金に基づいた計算ですので、もう少し時給の高いアルバイトであったり、就業時間が長かったり、月給制の派遣社員などであったりすれば、もう少し上がるものと予想されます。

フリーターの平均年収は、だいたい150万円前後と言われていますが、年間の給与が103万円を超えると所得税がかかってしまいます。さらに住民税、健康保険、国民年金を支払ってしまうと、手取りはもっと少なくなるため、生活はかなり厳しくなります。

非正規雇用であっても有給休暇は取得できますが、実際はなかなか取得させてくれる職場がなく、病気などで働けなくなれば、すぐに生活苦に直面することになってしまいます。そのため、30代、40代になっても正社員になれず、老後に備えた蓄えもできない非正規雇用の労働者が問題になっているのです。